インプラント治療のメリット・デメリット、治療期間やメンテナンス
投稿日:2020年12月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩1分にあるコウノ歯科医院です。
今年も残すところあと10日。2020年ももう終わってしまいますね。
とても寒くなってきましたが、体調には気を付けてください。
前回歯がなくなったときの治療法を3種類説明しましたが
今日はインプラント治療について詳しく説明していきたいと思います。
インプラント治療の一番のメリットは
ほかの歯に全く負担をかけずにインプラントのみで咬合ができることです。
思い切り強く噛めること、取り外しの手間がないとこ、
人工歯のようなきれいな見た目であることもメリットといえます。
反対にデメリットはインプラントを埋入するためには手術が必要なことです。
全身疾患がある人や妊婦さんなどには適応できない場合もあります。
また、治療期間が長くかかること、治療後もメンテナンスが欠かせないことは
入れ歯やブリッジとは違う点です。
治療期間
インプラント治療の開始の前にはしっかりとした口腔内や顎の骨の検査、
全身状態の確認、インプラントを入れるための処置などをまず行います。
インプラント治療では通常2回手術を行います。
一次手術で顎の骨に穴をあけインプラントを顎の骨に埋め込みます。
インプラント体と骨の結合が確認されたら3~6か月後に
二次手術を行います。この時は歯ぐきを切開して
インプラント体と人工の歯をつなげるための
アバットメントといわれる部品をつけます。
歯茎の治癒を待ってから1~6週間後に人工の歯を作るための型を取ります。
歯ができたらネジやセメントで固定して噛めるようになります。
治療開始から噛めるようになるまでは
患者さんの状態により期間は大きく変わってきますが数か月から半年程度かかります。
メンテナンス
インプラントは治療がすんだら終わりというわけではなく
定期的なメンテナンスが必要です。
メリットとして強く噛めるということを上げましたが、
天然歯の根っこの周りにある歯根膜という組織がないため
天然歯と同じように噛む感覚を感じることができません。
強く噛みすぎてしまうこともあったり
血流がないため感染を起こしやすかったりします。
日々のご自身でのケアと合わせて定期的な歯科医院での専門的なケアを受ける必要があります。
当院ではインプラントの担当医が患者様の状態をしっかりと判断し
適切な治療を行っています。
インプラント治療をお考えの方はコウノ歯科医院で説明を聞いてみてください。
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