小児歯科

このページの目次

1 小児歯科におけるコウノ歯科の取り組みについて
2 積極的に歯医者に通ってもらうことが大切
3 家庭でできる子供の虫歯防止のための2つの注意点
- 3.1 感染源の除去について
- 3.2 抵抗力を高めることが大切
4 お子様の歯を守るするため当院が心がけている3つの方法
5 当院で行った乳歯の虫歯治療
6 実籾で小児歯科を見つけている方はぜひコウノ歯科へ

小児歯科におけるコウノ歯科の取り組みについて

小児歯科

歯科医院の中には「小児歯科」と呼ばれる診療科目が存在しています。「小児歯科」その字のとおり、子どもの歯を治療する歯科です。大人の歯の治療とは別になっており、大人と子どもでは治療方針も変わります。

積極的に歯医者に通ってもらうことが大切

小児歯科

歯が痛くなったり、虫歯になったりした場合、悪い箇所を削り被せ物によって補修する、このような虫歯治療は大人や子どもでそう大差はありません。しかし小児歯科治療では、治療前に意識することがあるのです。何かというと、子どもたちに歯科医院を好きになってもらうことです。そこで当院では次のような点に心がけています。

①治療は歯医者に慣れた後から行います

子どもさんが初めて来院した時、痛みがある場合以外、治療をすぐに始めません。歯科治療は子どもにとってとても怖いイメージがあります。

すぐに治療を行うと歯医者を好きになれません。そのためまずは話をたり、様々な器具に触ってもらうことで、子どもさんの緊張を和らげていきます。
②お子さんに治療法を分かりやすく説明

子どもさんが受ける治療を、可能な限り分かりやすく説明します。虫歯治療をしないとどのようになるのか、またどのような治療法があるのかなどです。

この点について、子どもさんの理解を得るのは難しいだろうと思う歯科医師も少なくありません。しかし丁寧に説明すれば子どもさんも理解してくれます。

③保護者の方にも一緒に同席いただく

子どもさんが治療する時は、保護者の方もできるだけ同席してもらいます。その理由ですが、同席することで子どもさんが適切な治療を行っている証明ともなります。また保護者の方にも治療の知識を身につけてもらいたいからです。

歯科医院以外で子どもさんの歯を防止できるのは保護者の方だけです。そのため、家族で歯の健康を守ることが大切です。
④「咬合誘導(アゴの誘導)」について

子どもさんの歯は大人の歯とは異なり、歯の生え代わり、あるいはアゴの成長によって常に移動しています。そのため幼い時に歯並びが良くても、大人になると悪くなることもあります。その時大切なのが、「咬合誘導（こうごうゆうどう）」です。

具体的には子どものアゴ成長をある程度予測します。
床矯正装置を利用して、アゴの大きさを誘導していく方法になります。

家庭でできる子供の虫歯防止のための2つの注意点

虫歯を防ぐ

虫歯というのは、口の中にある細菌が原因で起こる感染症です。それら虫歯の原因菌から、歯をしっかりとカードすることが大切です。そのためには次のことに注意してください。

感染源の除去について

新生児の歯には、虫歯の原因菌はありません。しかしお母さんからの口移し、また同じスプーンを使うことで感染の可能性が高くなるのです。虫歯防止のため、お母さんのお口も注意してください。
抵抗力を高めることが大切

感染症はからだの抵抗力が低下している時に起こりやすくなります。虫歯は感染症でもありますので、栄養素の多い食事の摂取、また運動などよって抵抗力を高めることが大切なのです。

お子様の歯を守るするため当院が心がけている3つの方法

小児歯科

自宅で子どもさんの虫歯予防を心がけるとともに、歯科医院での予防処置も大切な方法です。ここでは3つの方法を説明します。

正しい歯磨きの方法(TBI)

子どもさんの歯は、形も小さく歯並びも複雑です。そのためとても磨きにくいのです。磨き残しが多いと、虫歯にもかかりやすくなります。

虫歯予防にはTBIと呼ばれる歯磨き指導が必要。正しい方法で歯磨きを行うことが虫歯予防の基本でもあります。
シーラントで溝を埋めます

子どもさんの歯は、表面に複雑な溝が多くなっています。そのためこの部分に汚れが溜まると、虫歯になる可能性が高まります。

そこで虫歯の原因となる溝を埋めるシーラント法をおすすめします。これにより汚れが残りにくくなります。
フッ素塗布で虫歯を防止

歯磨き粉に含まれたフッ素（フッ化水素酸）は、虫歯から歯を守ってくれる作用があります。

歯科医院では歯磨き粉に含まれているフッ素よりも高濃度のフッ素を直接歯に塗り抵抗力を高めることができます。