酸性食品
投稿日:2016年11月4日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは〜
歯科衛生士の齋藤です。
風邪やインフルエンザが流行りだす季節になりました。
手洗いやうがいをして、予防しましょう(^ ^)
お出かけする時は、マスクを忘れずに。
さて<知覚過敏>の原因の一つ
・酸性食品の摂取
についてお話しさせて下さい。
清涼飲料水やスポーツドリンク・赤ワイン、お酢を使った料理やドレッシング等、好んで食べたり飲んだりして、お口の中が常に酸性に傾いている状態だと
歯の表面が酸によって溶かされ、しみてくる事があります。
水分をこまめに摂ることや、お酢の物を食べる事は体にとっていい事ですが、歯には悪いという事もあります。
具体的なことを言いますと、お口の中がpH5.5
以下の酸性に傾くと歯の表面が溶かされてきます。
お水やお茶を飲む事で、傾いた酸性のお口の中を中和させてあげます。
又、唾液が出る事で溶かされかけた歯の表面が元に戻る
再石灰化
が促進されますが、リカルデントガムと言う再石灰化に必要なミネラルを含んだガムを噛む事も効果的です。
酸性食品を摂取した後、すぐに歯磨きしてしまうと歯の表面が溶かされかけているところをゴシゴシこすることになります。
なので
歯磨きは唾液が十分に出て再石灰化が促進される30分程置いた後がいいでしょう。
この様に、酸性食品の摂取の仕方で知覚過敏を引き起こす事もあるんですよ。
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