子どもの虫歯を作らないためには!
投稿日:2017年1月18日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!コウノ歯科の小檜山です。
私には4歳の甥っ子が居るのですが、以前から歯が少し欠けていて気になっていたんですが、そのままにしておいたら、、、歯茎が腫れ気付いたら大きな虫歯になっていました。
泣いてる甥っ子を見て「もっと早く歯医者さんに連れて行けば!」と後悔しました。
一度虫歯になってしまうと、口の中は虫歯菌だらけに、、、ほっておくと1つだった虫歯がどんどん増えていきます。
虫歯になるのは、「歯質」「虫歯菌」「食べ物」の3つの条件が全て重なり合い、そこへ時間的な経過が加わることが始まりだと言われています。
では、それぞれについて出来ることは何か!
①歯質を強くするには
歯は神経を取り囲むように象牙質があり、その周りをエナメル質が覆っています。虫歯はエナメル質が溶け始めることから始まります。乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質が弱いので、虫歯になりやすいと言われています。
以前ブログで唾液を分泌させることが大切!とお伝えしましたが、この溶け始めたエナメル質を再生させ、より強化なものにするために「唾液」が大きく関係してくるのです。
なので、唾液の分泌を促すことが虫歯予防にとっては非常に大切になります。
②虫歯菌を減らすには
口腔内にはさまざまな細菌が存在しています。中でも虫歯菌(ミュータンス菌)が虫歯の主な原因と言われていて、一度口の中に住み着くと、なかなか排除できないと考えられています。虫歯菌が口に移り住むきっかけの多くは、大人による食べ物の口移しと言われているので、離乳食など口移しであげないように気を配る必要があります。
また、歯が生えてきたら歯みがきの習慣をつけること。奥歯の噛み合わせ、歯と歯の間、歯茎の境目などは特に磨き残しが多いので、仕上げ磨きをしっかりしてあげましょう!!
フロスを利用することをおすすめします。
定期的に歯医者に行き、虫歯予防をすることも大切です。
③虫歯菌の餌となりやすい「おやつ」について
子どもはみんな甘いお菓子、ジュースが好きですよね!気をつけてはいるけど!、、、って方が多いと思います。
虫歯を作らないためには間食を控えることが大切ですが、なかなか難しいですよね。
そこで!なるべく、おやつを食べる時間帯、1日に食べるおやつの量を決めましょう!また、お菓子とジュースではなく、お菓子とお水やお茶に切り替え、食べた後には歯を磨く習慣をつけ、ダラダラ食いを防止しましょう!
子どものお口の中の虫歯菌を増やさないように今からできることを始めてみましょう!
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