八重歯になる理由と気をつけたいこと
投稿日:2020年10月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩1分にあるコウノ歯科医院です。
前から3番目の歯である犬歯ですが
いわゆる八重歯という状態になっている人を見かけますね。
八重歯は正確には低位唇側転移と呼ばれる不正咬合の一種ですが、
どうしてそのように生えてきてしまうことがあるのかというと
それは犬歯が永久歯の中で最後に生えてくるからです。
歯の大きさに対し顎の大きさが小さいと歯が並ぶスペースが足りず
無理やり生えてきて八重歯になってしまうことがあります。
犬歯は咬合においてとても大切な役割をしています。
アゴがスムーズに動くためのガイドとなっていたり、
ほかの歯と比較し大きく根っこも長い為強くて丈夫な歯なので、
刃のような働きをしてものをよく噛み切れます。
八重歯となってしまった犬歯は矯正治療をしなければ
咬合に関与することはありませんが、
ぜひ治療して大事な役割を果たしてもらいたいと思います。
八重歯は他の歯と違う位置に生えていて歯磨きがしづらく
八重歯の根元の方に汚れが溜まりやすいので
上唇がじゃまになってしまうのなら持ち上げて
しっかりと意識してきれいに磨きましょう。
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